ホットクック購入を検討するにあたり、経済評論家の勝間和代さんのブログをよく拝見していました。
この「勝間式超ロジカル家事」は、もっと体系的に勝間和代さんの考え方を知りたいと手にとりました。
勝間和代さんこちらの本では、家事の効率化の方法もさることながら、家事に対する姿勢に言及されていました。
「家事も仕事のようにまじめに取り組んで、とにかく徹底的にロジカルに考えて、少ない時間で最大の効果を手にいれよう」と考えた私が、1年以上かけていろいろやってみて手に入れた方法を書いたものです。たくさん失敗して、やり直して、その結果として最も時間がかからず、最もコストパフォーマンスがいいと確信した、家事のやり方のすべてを書きました。
家事に対して「コストパフォーマンスがいい」「バリュー・イノベーションを目標に家事と真剣に向き合いました」という仕事にも通じる姿勢で臨まれています。
完成した「超ロジカル家事」の大きな柱は次の2つです。
【1】最新家電を導入して家事をAI化する
【2】「不便」「めんどう」を放置しない
家事は「掃除しなければいけない」「手作りの料理を食べさせなければならない」といった目に見えないプレッシャーが多かれすくなかれどなたにもあることでしょう。
家事がうまく回らなかったことで、罪悪感が膨らみストレスの原因となってしまいます。
著者は最新家電を導入して家事をAI化し、不便や面倒をクリアすることで、これらのストレスから解放されると説いています
家事が回ると「自己肯定感」が上がる
とても印象的なフレーズです。
「自己肯定感」という単語は最近いろいろな書籍で目にします。
どんな自分も認め、自分を尊重し他者も尊重するといった考え方です。
「自己肯定感が高い」と前向きに物事を考えられたり意欲的に行動できると言われています。
毎日の家事をすることで「自己肯定感」が上がる!
誰でも簡単に自己肯定感を上げるトレーニングが自宅でできるなんてすばらしいです!
さて、本書の中で取り上げられている具体的な方法として、まず料理に関しては、調理家電の導入をおすすめされています。
特にヘルシオや温度調整ができる鍋等、「ほったらかし調理家電」の効果は絶大とのことです。
私もこの本を読む前に、ブログで言及されていた「ホットクック」を購入しました。
これまで私は「料理はすべて手作りが一番」「子どもには母親の手作りの味を覚えておいてほしい」と思っていたのですが、双子が生まれてからは以下のように考え方が変わりました。
「おいしく安全なご飯を提供するのが最優先事項」
「自分で炒めたり煮たりしなくても、機械がその工程を担ってくれるならそれでよし!(しかもおいしい)」
双子育児はまとまった時間がなかなか取れません。
こっちが泣きやんだと思ったら次はこっち・・・のように絶え間ないため、コンロでじっくり料理することが難しいです。
内鍋に材料を投入しておけばあとはホットクック任せにできることで、料理の心理的ハードルがぐっと低くなりました。
ホットクックは今や我が家になくてはならない存在になっています。
そのほかにも「勝間流ロジカル料理」と称して以下の原理原則を紹介されています。
【1】加熱しすぎない
【2】分量に対して決まったパーセンテージの塩分を加える
レシピの紹介ではなく、どんな料理にも応用できる原理原則を知れたことは目からウロコでした。
今回は私が一番興味があった「ロジカル料理編」を中心にご紹介しましたが、こちらの本では「ロジカル掃除&洗濯編」「ロジカル収納編」「ロジカル家計術」「ロジカルファッション編」「ロジカル健康管理編」と続きます。
家事が面倒、ストレスと思っていらっしゃる方はぜひ一読されることをおすすめします。
家事がまるで趣味のように楽しく感じられるようになる一冊です!