双子出産~帝王切開当日の様子その2~局所麻酔が入ります

おはようございます。
双子出産の帝王切開当日の様子をつづっています。

長くなるため記事を分割しています。
前回の記事と続きの記事はこちらです↓↓

双子出産~帝王切開当日の様子その1~出産直前のお腹の様子

双子出産~帝王切開当日の様子その3~ただいま手術中

双子出産~帝王切開当日の様子その4~術後の麻酔の切れ方に焦りました

双子出産~帝王切開当日の様子その5~当日の夕食の温かさにひと心地

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9:00
手術室に入室しました。
手術台に登り、大きなタオルがかけられさっそく手術着が脱がされ裸になりました。
看護師さんの手際の良さにびっくりです。

左手には指に挟む心電図の機械、右手には血圧計がつけられました。
心電図の音と、定期的にシューっという音とともに加圧される血圧計の音を聞きながら、もう後戻りはできない!と思いました。

9:10
麻酔科の先生から横向きになって丸くなるよう指示がありました。
なるべく丸くと言われましたが、お腹が大きすぎるため丸くなりきれませんでした…

麻酔前に、痛み止めの注射を打ってもらいました。
ちくっとした程度で。痛みはふつうの注射とさほど変わらないぐらいでしたが、液が入っていく感覚は変な感じでした。

しばらくして、アルコール消毒なのか背中全体を思い切りふかれました。
背中全面がふかれているためちょっと寒かったです。

硬膜外麻酔の太い針がベテラン先生によって刺されました。
針を刺したあとに押されるように何かが入っていくのがわかりました。

続いて、痛み止め用の細い針をいれてもらう番になりました。

そのとき、ベテラン先生が一緒にいた見習い先生に「次の針は先生にやらしてあげる」と驚愕の一言!

「いや、ベテラン先生が全部やってください!!」と叫びたくなりました。
「ここですかね?」と明らかに不安な手つきで、このときの心拍数がおそらく手術中で一番はねあがっていたと思います…

いったん背中にかけていたビニールがはがされ、「焦ってやりたくないし、一回ビニールを外そうか」とベテラン先生がおっしゃっていました。
「ここはゆっくりでいい、そうそう。ここは一気に抜く!」など、レクチャーをしながらの施術だったので、とっても不安でしたが、無事に終わったようでホッとしました。

9:30
麻酔の針刺しが終わると同時に、横向きになっていた状態で下にしていた左足のしびれを感じました。
もしやあの針が原因かっ!と思いましたが、「それが麻酔のしびれですよ」と言われ安心しました。
あおむけに寝かされました。

しばらくは何ともありませんでしたが、急に息苦しくなり、麻酔科のベテラン先生に訴えるとすぐに酸素マスクを当ててくれました。

「体が短い時間に全く別の環境に置かれてるのでそういうものなんです。しばらくしたらよくなりますよ」とのことでした。深呼吸したら落ち着いてきました。

施術部位と顔をさえぎるように、首の上に細い棒があらわれました。
布で施術部と顔をさえぎられて、施術部位が全く見えない状態になりました。

両手を横に伸ばし固定されました。まるで磔刑のようだなとぼんやり思っていました。

温かい風が出てくる黄色い布が、腕と胸元にかけられました。
これは手術中に寒気を感じる人が多いからのようです。

手を握りに来てくれた助産師さんの手がすごく温かくて、自分の手が冷たいことに気づきました。
手の温かいひとはうらやましいです。すごく安心感がありました。

麻酔の確認がされました。
冷たい何かと針で体をツンツンされていたようですが、まったく痛みと冷たさを感じませんでした。
「冷たい?痛み感じる?」とベテラン先生に聞かれましたが、何かされていることにも気づいていなかったため、きょとんとしていると、ベテラン先生が「OKです。レベル4です」と言っていました。

手術前に、帝王切開手術の体験ブログなどをよく読んでいたのですが、「冷たいかどうかを確認される」という記載をよく目にしていました。

この「OKです。レベル4です」という言葉を聞いた段階で、やっと例の「冷たいかどうかを確認される」ということをされていたことに気づきました。
麻酔って本当にすごいです。

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