おはようございます。
双子出産当日の帝王切開の様子をお伝えします。
初めてのことだらけで長いので、記事を分割しています。
その他の記事はこちらです↓
双子出産~帝王切開当日の様子その4~術後の麻酔の切れ方に焦りました
双子出産~帝王切開当日の様子その5~当日の夕食の温かさにひと心地
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5:50
起床
いつもよりよく眠れました。
ここ1か月ぐらいは、夜中に途中で起きると、1時間半くらい寝られないときが多かったのですが、昨日は途中で起きてもすぐに眠れました。
いよいよ妊婦生活が終わる安心感からかもしれません。
6:00
手術着と弾性ストッキングを着用しました。
この弾性ストッキングを履くことで、足の血栓の予防になるそうです。
以前、傍卵巣のう腫の摘出で腹腔鏡手術をしたときにも着用しました。
そのときには、足に一晩中ポンプをつけていました。
このポンプは、一定時間ごとに空気が出入りして、動かせない足に圧力を加えて血栓を予防するものです。
今回はこのポンプはなしとのことでした。
かなりしっかりとした生地のストッキングのため、履くのに苦労しました。
お腹が大きいため、なかなか思うように前のめりの状態で力が入らず、片方は助産師さんに手伝ってもらいました。
点滴が開始されました。
昨日の夜から針が刺さっているのでやはり違和感がありました。
少し痛みを感じたので看護師さんに確認したところ、腫れていないので大丈夫とのことでした。
久しぶりの手術で何事も不安になっているようです。
NST(ノンストレステスト)の機械を装着しました。
この機械も最後かと思うと感慨深かったです。
元気そうに心拍が聞こえて一安心しました。
いつもは、胎動があったときに押すボタンがありますが、今日はありませんでした。
この胎動ありましたよお知らせボタンとお腹の中の赤ちゃんたちの心拍の動きの連動を見ているらしく、いつもはいつ胎動があるかと緊張感を持ってこの機械をつけているのですが、今日はそのボタンがなかったので、緊張感なくボーっとしていました。
6:30
最後のお茶で甲状腺のお薬を服用しました。
前回の出産(2015年)時に、甲状腺亢進症になったため、それ以来「チウラジール」という薬を2日に一度服用しています。
今日はたまたま服用の日でした。
8時半までは何もすることがないと言われ、いつもの英語の勉強をしました。
帝王切開手術当日の朝に、ぶつぶつと英語の音読している人はなかなかいないのではないでしょうか…
緊張感がまだありません。
8:30
実母、ルンさん、こたまる、お義母さんがきてくれました。
こたまるは、最近はさみを使うことにはまっているため、切り紙の本を持ってきていました。
ご機嫌にすごしていたのですが、突然「病院でおやつ食べる!」とだだをこねだしました。
なぜに突然こんな朝っぱらから…と思いつつ、私は実母に病院の洗濯機の使い方を説明するために退室したところ、戻ってきたときにはごきげんが直っていました。
2歳児の思考回路はまだまだよくわかりません。
記念にお腹の写真を撮ってもらいました↓↓
37W5dのお腹です。
パンッパンです。
8:35
助産師さんが来て、「今日の手術ですが、助産師学生3人を見学させてもらってもいいでしょうか?」と聞かれました。
当日の手術30分前のお申し出でしたので、ちょっとびっくりしましたが、減るものではないし、たくさんの人が手術中はいらっしゃるのだろうと思い了承しました。
双子の正産期出産は、病院にとってもいい機会なのかもしれません。
8:40
最後にお手洗いをすませました。
8:50
車椅子で手術室に出頭しました。
管理入院前の説明で、手術室に向かうことを「しゅっとうする」と助産師さんが言われていましたので、真似をしてみましたが、不思議な単語です。
わるいことをしたみたいです。
管理入院中にずっと当日のイメージトレーニングをしていました。
「手術室まで歩いて出頭する」を目標にしていたのですが、車椅子で向かうよう指示があったようです。
目標は現実には達成できませんでしたが、体力的には歩けたのでイメージトレーニングどおりということにしました。
付き添いにきてくれた実母たち4人と手術室フロアへ向かいました。
車椅子に乗った私を、こたまるは不思議そうに見ていました。
主治医の先生がエレベーター前で、保育器を2つ用意して待っていてくださいました。
このとき、本当に双子なんだなと強く実感しました。
手術室エリアで透明な帽子をかぶった私の様子を見て、こたまるの顔つきが変わった気がしました。
振り返ってみんなに手を振りました。
早く元の病室に戻れますように…と願いつつ。